ブログ

有川浩「明日の子供たち」 2014年8月8日発売 幻冬舎 1600円(税別)


自衛隊三部作や『図書館戦争』シリーズ、最近ではドラマで話題になった『三匹のおっさん』など多くの著書で人気の作家・有川浩の最新刊がでました!

「明日の子供たち」は、児童養護施設を舞台をした作品で施設で働く大人達、そして子供達の心の葛藤や成長、明日へ踏み出そうとする力強い姿が描かれています。

 元営業マンから転職してきた新任職員の三田村慎平は、やる気満々で児童養護施設『あしたの家』にやってきた。しかし3年目の先輩女性・和泉にはいきなり叱られ、見た目は陰気だがベテランで信頼の篤い猪俣にも諭されてしまい、どうにも空振りしている。しかも施設内で“問題のない子供”と言われている少年・久志(ヒサ)はともかく、少女・奏子(カナ)に何故か嫌われてしまったみたいで・・・? 
 この主人公格の三田村君、はじめはヒサやカナより情けなく、大丈夫かとつい思ってしまうのですが、物語が進むにつれ彼によって周りが変わっていく様子が実に爽快です。変わらずバカな所もあるのですが、彼によって物語が始まり、彼の成長した姿で締めくくられる珠玉のヒューマンドラマ。 

この夏、これを読めば明日への一歩を踏み出す勇気を貰えること間違いなしです!┗〔・ω・´〕