第4回目となる、高校生直木賞受賞作が決定致しました!!
須賀しのぶ「また、桜の国で」(祥伝社)税込:1998円



高校生直木賞とは2014年から始まったイベントで、全国の高校生たちが直木賞候補作となった小説から自分たちなりの1作を選ぶというものです。
今年は全21高校の高校生たちが参加し、各校の推薦本について熱く議論を交わしました。直木賞受賞となり本屋大賞も受賞した『蜜蜂と遠雷』の注目度が高い中、選ばれたのが「また、桜の国で」でした。
物語の舞台は第二次世界大戦勃発のポーランド。ロシア人の父を持つ外務書記生・棚倉慎が日本大使として戦争回避に向け奔走する中、彼が見た“真実”とは…生まれや国の違いがある中、彼は友人達と誓い合う。おそらく、歴史として簡略的に習ってはいても、多くの日本人が知らなかっただろうポーランドの真実を、著者は架空の主人公を登場させることにより見事に書き上げています。
高校生たちの心を掴み、震わせた傑作小説です。是非。