稀代のストーリーテラー作家・宮部みゆきが描く江戸奇譚『三島屋変調百物語』シリーズ、第5巻がでました!
 「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」(KADOKAWA)税込1944円



 実写ドラマ化もされたこの人気シリーズ、舞台は江戸時代、神田の筋違御門先にある袋物屋の三島屋。商売も繁盛しているこの大店で暮らす一人の少女・おちかが主人公です。かつてとても悲しい事件に遭遇してしまった彼女は、叔父が営む三島屋で暮らしています。彼女を元気づけるためにと叔父が始めた風変りな『百物語』。客が語る物語を聞いて聞き捨てるだけの“聞き役”をはじめたおちかの元に、次々と不思議な物語を抱えた客が舞い込み始めました。1巻の時におちかは自らの悲しい過去と向き合うこととなり、見事にそれを乗り越えます。そして百物語を重ねる度に強い女性に成長していきました。
 そんなおちかが今回耳にする物語は・・・塩断ちが元凶で行き逢い神を呼び込んでしまい、家族が次々と不幸に見舞われる「開けずの間」。 亡者を起こすという“もんも声”を持った女中が、大名家のもの言わぬ姫の付き人になってその理由を突き止める「だんまり姫」。屋敷の奥に封じられた面の監視役として雇われた女中の告白「面の家」。百両という破格で写本を請け負った男の数奇な運命が語られる表題作に、三島屋の長男・伊一郎が幼い頃に遭遇した椿事「金目の猫」を加えた選りぬき珠玉の全五篇。
なんとシリーズ第一期完結篇!ということで、おちかにも大きな“変化”が訪れます。
 やはり、ミヤベ作品はすごい!!