北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。
遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたのではないかと考えているという。
遺体の着衣のポケットの中には、メモが入っていた。部分的に読めるその紙には『ありがとう、ごめんね。みちる』と書かれていた。
遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、みちるは断る。みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、週刊誌の記者を辞めた過去があった。
自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めた──。


ぬいぐるみに本音を吐露する少女、気軽に付き合う相手を変える青年、生真面目な大学教員、何かありそうな料理人…。大学や和食屋を舞台に、一つの場面を異なる視点からたどっていくうちに交錯していく登場人物たち。そして物語の中心人物がわかったとき、さらなるシンフォニーが奏でられる――。あなたにとって「愛する」ということは何ですか?


化け猫、河童、そして山姥――
狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。
江戸は神田三島町にある三島屋の次男坊富次郎は、変わり百物語の二代目聞き手。
飼い主の恨みを晴らす化け猫、命懸けで悪党壊滅に挑む河童、懺悔を泣き叫ぶ山姥が登場する客人の身の上話を聞いている。
一方、兄・伊一郎の秘密の恋人が出奔。伊一郎の縁談を巡って、三島屋は大騒動に巻き込まれてしまう。


育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。そこからひもとかれる、家族にさえ言えなかった叔母の秘密とは……。朝日新聞連載時から話題! 湊かなえが新たに挑む、先が読めない「介護ミステリ」。


新宿駅東口。退廃的で無秩序。
私はこの現実で、彼女のために何ができる――?

『王』と自称する男が捕まった時、七瀬は「あ」と言った。
私は、その幽かな叫び声を隣で聞いた。
ここはつまらない奴らばっかりがいる場所だけど、七瀬だけは違う。
だから、彼女の隣にいても息苦しさは感じなかった。
薬で強制的に引きずり込まれた夢の中でも、七瀬は現れる。
もしかしたら私は、彼女とこの場所に、まだしがみついているのかもしれない。

これは、2007年生まれの若き著者が贈る、
終わってる世界で生きている「私たち」の物語。


絵師の一念、憂き世を晴らす。
仏画、絵巻、浮世絵――美に魅了された人々の営みを描いた歴史小説集

六十路を越した老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と知り合う。絵描きを志す弟の伊平の面倒を見ることになった喜平治は、幼いながらも確かな筋の良さに感嘆するが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが起きてしまい……。(表題作「しらゆきの果て」)

鎌倉、戦国、江戸、幕末
時代と歴史を超えて、
人々を狂わせ、神仏さえも惑わせる、
あらゆる「美」の真髄を描く5つの物語



「LaQであそぼう!」
LaQ体験イベントin宮脇書店 木の葉モール橋本店

住所:〒819-0031
  福岡県福岡市西区橋本2-27-2木の葉モール橋本 2階
 宮脇書店木の葉モール橋本2F にて
電話番号:092-407-2981
日時:2025年3/9(日) 10:00~17:00
内容:作り方を見ながら手のひらサイズの作品を作っちゃおう!
   作り方通りに作れた作品はプレゼント♬(ノ゜∇゜)ノ♩
※なくなり次第終了となります。保護者同伴でご参加おねがいします



前回大変好評だったちょい飲み手帖の高松版待望の第2弾が入荷いたしました!(*^^*)
この本に掲載してある対象店舗にてドリンク1杯と各店舗がオススメする料理が1品以上の通常1,300円以上のセットがすべて1,100円で愉しめるお得な一冊となっております!
お店がエリア別で掲載してあり、セットのイメージ写真もあるので食べたいセットを見ながら選べます。
お店の住所や電話番号、外観もあり迷わずとても使いやすいです!


ちょい飲み手帖 高松中心部 vol.2 1,200円(税込)(岡山放送株式会社)
有効期限/2025年1/24日~2025年6/30日まで全62店が終結!

この機会に是非、高松で「ちょい飲み」してみませんか?

新しい行きつけのお店を見つけて下さい(´艸`*)


2025年1月15日に選考会が開かれ
第172回直木賞・芥川賞が決定しました‼

受賞作品はコチラ‼(✿´꒳`)ノ

【芥川賞受賞作品】
安堂ホセ 著『デートピア』(河出書房新社)
鈴木結生 著『ゲーテはすべてを言った』(朝日新聞出版)


【直木賞受賞作品】
伊与原新 著『藍を継ぐ海』(新潮社)

受賞おめでとうござます(*^^*)
受賞作品をご紹介します‼  


【芥川賞受賞作】
『デートピア』(河出書房新社)
安堂ホセ 著 1,760円 (本体1,600円+税)

舞台は南太平洋の楽園、ボラ・ボラ島。白人女性“ミスユニバース”を巡って10人の男が競う。Mr.L.A.、Mr.ロンドン、そしてMr.東京―やがてショーの視聴者たちは「自分だけのDTOPIA(デートピア)」を編集しはじめ、楽園の時間は膨張する。第46回野間文芸新人賞候補作。


【芥川賞受賞作】
『ゲーテはすべてを言った』(朝日新聞出版)
鈴木結生 著 1,760円 (本体1,600円+税)

高明なゲーテ学者、博把統一は、一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが……。ひとつの言葉を巡る統一の旅は、創作とは何か、学問とは何か、という深遠な問いを投げかけながら、読者を思いがけない明るみへ誘う。若き才能が描き出す、アカデミック冒険譚!


【直木賞受賞作】
『藍を継ぐ海』(新潮社)
伊与原新 著1,760円 (本体1,600円+税)

数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に--。なんとかウミガメの卵を孵化させ、自力で育てようとする徳島の中学生の女の子。老いた父親のために隕石を拾った場所を偽る北海道の身重の女性。山口の島で、萩焼に絶妙な色味を出すという伝説の土を探す元カメラマンの男--。人間の生をはるかに超える時の流れを見据えた、科学だけが気づかせてくれる大切な未来。きらめく全五篇。


この機会にぜひご一読を!
店頭に在庫のない場合は、お手数ですがスタッフまでお問い合わせください!
皆さまのご来店お待ちしております!(*゚∀゚*)/