神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。事件を求めて名刺を配り歩く彼は、果たして名探偵なのか、ただのトラブルメーカーなのか――大学のサークル棟で泥棒同士が鉢合わせした盗難騒ぎ、夏休み直前に起きた宗教学試験問題漏洩事件、助手であり唯一の会員・葉村譲を巻き込んで繰り広げる日常の謎など、『屍人荘の殺人』以前に起きた5つの事件を描く、待望の〈明智恭介〉シリーズ第一短編集!


ウルフくんとなかまたち、はじめての本。

ひろい世界を知りたくて、群れを離れて、街にやってきた一匹おおかみのウルフくん。
しかし、ひょんなことからやんちゃな小犬のドッグくんとシェアハウスをすることに。
ウルフくんとなかまたちの、やさしい世界が1冊に。
ウルフくんとドッグくんの出会いなど、ここでしか読めない描きおろしエピソードも収録!


化けの皮、見切った――。文学賞3冠の〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結!

〈憑き物落とし〉中禪寺洲齋。
〈化け物遣い〉御行の又市。
〈洞観屋〉稲荷藤兵衛。
彼らが対峙し絡み合う、過去最大の大仕掛けの結末は――?
文学賞3冠を果たした〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結!

下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。
凡ての嘘を見破り旧悪醜聞を暴き出すことから〈洞観屋〉と呼ばれていた。
ある日、藤兵衛に依頼が持ち込まれる。老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者ども炙り出してくれというのだ。
敵は、妖物を操り衆生を惑わし、人心を恣にする者たち――。
依頼を引き受け江戸に出た藤兵衛は、化け物遣い一味と遭遇する。
やがて武蔵晴明神社の陰陽師・中禪寺洲齋と出会い、とある商家の憑き物落としに立ち会うこととなるが――。


ここ数年で死後結婚のイメージは大きく変わった。KonKonというマッチングアプリが社会に広まり、若者たちの間で登録者が激増したのだ。そして、私の推しである神宮寺浅葱がKonKonのリア垢を持っていることを、私だけが知ってしまった。このままでは私は、死ねば推しとマッチングして結婚できてしまうかもしれない──。
表題作のほか、未来のゲームRTA大会を描く「ゲーマーのGlitch」、地獄行きの回避を専門とする企業小説「閻魔帳SEO」など、異常すぎる状況に情緒を狂わされる極上のミステリ人間模様、全6篇!


失敗、挫折、絶望……それでも、イラストを描くことは楽しい!

YouTuber兼イラストレーターとして活動するさいとうなおき氏初のエッセイ本。
悪ガキとして近所を遊びまわった幼少期から、若者らしく抱えたプライドとプライドゆえの失敗談、モンスター系のイラストレーターとしての活動から一転してキャラクターもののイラストレーターとなった苦労、YouTubeを始めてわかった「教える」楽しさ、120万人の登録者数から一晩で0になった事件などなど、さいとうなおき氏がイラストレーターとして活動した過去から今までを赤裸々に語ります。

イラストレーターを目指す人にとっても、絵を描くのが好きな人にとっても、共感必死の人生録です。


時代に先駆けてピル解禁を訴えていた女はーー突然、姿を消した。謎多き女をめぐる証言から、世の“理不尽”を抉りだす圧巻の傑作長篇。



【幸多プロフィール】
1971年さぬき市出身、現在は高松市在住。
1998年より言葉と文学、空の写真等で書の作品を創り始め
2005年.墨華書道会 森 紅汀氏に師事。
2007年、墨華書道展に作品を出展以来、各所にて個展をなどを開催し現在に至る。

[香川会期]
日程:2024年9月19日~23日 (10:00~18:00)
    (※初日のみ 13:00~18:00)


逃げるか、死ぬか、答えるか。十秒以内に決定せよ――長い旅路の末、伝説の図書館へとたどり着いた旅人に、守人は謎をかける。鍵となるのは十の物語。扉を開き、森羅万象に通じ、神に等しい力を手に入れることは出来るのか。本格ファンタジーの新旗手による意欲作!


“革命の話をしよう”という一文から始まる、大河ファンタジー小説「レーエンデ国物語」。大国に挟まれた地政学的要因、特殊な自然環境などから苦難の歴史を刻むレーエンデ国を舞台にした壮大な物語です。
刊行当初より、その世界観に魅了されたファンは多く、2024年の本屋大賞ではシリーズ作品として初めてノミネートされました。
本書は、この物語の作品世界の細部にわたり掘り下げ、多くのカラービジュアルと共に解説していく公式ガイドブックです。
そのほか、著者へのロング・インタビューも収録。いかにして、この壮大な物語世界が作り上げられたのかを、あきらかにします。


クスノキの女神(実業之日本社)
著 東野圭吾 1,980円(本体1,800円+税)

東野圭吾さん待望の最新刊は、「クスノキの女神」!
神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。
待望のシリーズ第二弾(✿´꒳‘)ノ


クスノキの番人(実業之日本社)文庫
著 東野圭吾 990円(本体900円+税)

最新刊のシリ-ズ一作目!(*゚▽゚)ノ
恩人の命令は、思いがけないものだった。
不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。
そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。
心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。
「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と……。
そのクスノキには不思議な言伝えがあった。

東野圭吾ワールドはどの作品も巧妙に作り込まれているのでとても満足できる作品ばかり!
この機会に是非のめり込んでみてはいかがでしょうか!( *´艸`)