香川県出身の新鋭による、第39回すばる文学賞受賞作品「温泉妖精」!

第39回すばる文学賞受賞作、黒名ひろみ「温泉妖精」(集英社)

香川県高松市生まれ、同県在住の黒名ひろみさんによる純文学作品です。

すばる文学賞を受賞となり、今年の2月5日に待望の単行本が刊行されたことで、いま話題となっています。

 主人公・絵里は、美しい母親と姉のもとで育ち、容姿コンプレックスを抱えて生きている27歳の女性。それを払拭するために美容整形を繰り返し、そのためのお金をつくるために、介護施設での仕事に勤しんでいる。無心で働く日々の中での唯一の趣味が、贔屓のブロガーが紹介する温泉巡りだった。
 ある日絵里は青いカラーコンタクトと脱色した金髪で『エリザベス・リンチ』と名乗って外国人のふりをし、とある温泉を訪れる。そこで彼女は『影』と呼ばれている嫌味たらしい中年男性客と出会い―思いもよらない入浴体験をすることになるのだった。

本作品が、黒名さんのデビュー作品になります。
今後が楽しみな作家が、また新たに香川県から誕生しました。是非お手にとってページを開いてみてくださいませ。



黒名ひろみ「温泉妖精」集英社 1296円(税込)〈2016年2月5日発売〉


第154回直木賞・芥川賞決定!!

1月19日(火)夜、第154回直木賞・芥川賞がそれぞれ決定いたしました!!

第154回直木賞受賞作品
青山文平「つまをめとらば」(文藝春秋)1620円(税込)

江戸の世を生きる男達、そして彼らに寄り添う女達の生きる姿とは―。
女達を見つめることで透けてくる男の“弱さ”、男達が見る女の“強さ”、
今の世とはまた違う、夫婦の在り方が染み入る短編集です。
好評発売中につき品薄ですので、ご予約お待ちしております。

第154回芥川賞受賞作品
滝口悠生「死んでいない者」(文學界12月号)
本谷有希子「異類婚姻譚」(群像11月号)
今回も芥川賞受賞作品は、2点となりました。

「死んでいない者」は1月28日(木)発売予定〈税込1404円)でして、秋のある日に大往生を遂げた男の通夜で集まった親類達の思いと時間が綴られた作品です。
書影は香川県を代表する芸術家・猪熊弦一郎の代表作品『顔80』に決まりました。インパクトのある表紙となりそうです。
ご希望の方はご予約お待ちしておりますので、発売を楽しみにお待ちくださいませ。

「異類婚姻譚」は1月22日(金)発売(税込1404円)です。
これまで大江健三郎賞や三島由紀夫賞受賞経験もある著者による、他人同士が1つとなる『夫婦』という形を軽妙なユーモアと少々の毒を込めて綴った表題作他、短編3篇を収録した短編集です。
こちらも是非ご予約くださいませ、お待ちしております。

青山文平先生、滝口悠生先生、本谷有希子先生、本当に受賞おめでとうございます!!!





日めくりカレンダー、色々ございます♪

2016年も始まりましたが、皆様カレンダーはすでにお持ちでしょうか?

一月ごとに捲るカレンダーも勿論必要ですが、毎日捲ってその度に楽しめる『万年日めくりカレンダー」はいかがでしょうか?
松岡修造さんの「まいにち、修造!」を皮切りに昨年様々な著名人の日めくりが登場し好評発売中です。芸人さんの面白おかしい日めくりもあれば、片付けのこんまりさんこと近藤麻理恵さんの日めくり、スポーツ選手の日めくり・・・と種類も様々。

是非書店にてコーナーをご覧になって、貴方にピッタリの日めくりを見つけてくださいませ。
勿論贈り物にも人気ですので是非!(^0^)



今年も勿論、ぬり絵ブーム健在ですっ!!


グラフィック社「ひみつの花園 花いっぱいのぬりえブック」を始めとする『大人のぬり絵』本が昨年からずっと売れ続けています。
有名なスポーツ選手や芸能人の間でも流行り、脳の活性化にも良くてお洒落な作品がぬり絵するだけで作れると様々な方がぬり絵にはまっています。
最近は特に贈り物としてぬり絵本を選ばれる方も多く、今年も大人気なのは間違いありません。
いまや様々な出版社が塗り絵本を発行していて、さながらぬり絵本戦国時代のような状態になっております(笑)おかげ様でコーナーも今かなり充実しています。お洒落で可愛らしく、美しいデザインの本が沢山ございます。

新刊が出る度に売れ、すぐに売切れてしまうケースも少なくないので、少しでも興味のある方は是非コーナーをご覧になってくださいませ。