本屋大賞受賞作決定しました!!


全国書店員が選んだいちばん売りたい本!!  2021年本屋大賞が決定しました!
【大賞受賞】
『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)町田そのこ 著

2位『お探し物は図書室まで』(双葉社) 青山美智子 著
3位『犬がいた季節』(双葉社) 伊吹有喜 著
4位『逆ソクラテス』(集英社)伊坂幸太郎 著
5位『自転しながら公転する』(新潮社)山本文緒 著
6位『八月の銀の雪』(新潮社)伊与原新 著
7位『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)凪良ゆう 著
8位『オルタネート』(新潮社)加藤シゲアキ 著
9位『推し、燃ゆ』(河出書房新社)宇佐見りん 著
10位『この本を盗む者は』(KADOKAWA)深緑野分 著

おめでとうございます!
大賞は町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』でした!
大賞含めノミネート作品を少しご紹介します(*'ω'*)


【大賞受賞作】
『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)

町田そのこ 著 1,760円(税込)

52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。

孤独や切なさで胸が張り裂けそうになりますが、分かり合える人との温かさや絆が感じられる一冊です。


【第2位】
『お探し物は図書室まで』(双葉社) 

青山美智子 著 1,760円(税込)

お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。


【第3位】
『犬がいた季節』(双葉社)
伊吹有喜 著 1,760円(税込)


1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。


【第4位】
『逆ソクラテス』(集英社)
伊坂幸太郎 著 1,540円(税込)


敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!
伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負!
逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!無上の短編5編(書き下ろし3編)を収録。



順位も発表されましたが、どの作品もおすすめしたいものばかりです!
翻訳小説部門の1位に輝いた『ザリガニの鳴くところ』などもございますのでこの機会に店頭にてご覧ください。
店頭に在庫がない場合は、お取り寄せも出来ますので店員までお気軽にご確認くださいませ(・ω・*)