『君の名は。』DVD&Blu-rey発売!


『君の名は。』のDVD&Blu―reyが
2017年7月26日についに発売になります!!


Blu―rey
コレクターズ・エディション¥12,000(税抜)
仕様:本編ディスク1枚本編Blu-ray1枚+本編4K Ultra HD Blu-ray1枚
+特典Blu-ray3枚[初回生産限定]

映像特典
本編ディスク
●公開記念特番「新海誠・この才能に日本中が恋する」
 神木隆之介が新海監督&本作を誰よりも熱く徹底解説!
 更に、豪華キャストによる濃密トークなど秘蔵映像が満載。
●英語主題歌版本編
 北米公開を記念しRADWIMPS野田洋次郎が新たに英語詞を
 書き下ろした英語主題歌を使用し、セリフに英語字幕の付いた本編

特典ディスク1
●ビデオコンテ
 作品すべての設計図ともいえる新海監督によるビデオコンテ
●『君の名は。』メイキング映像
 完成までの約1年間の制作過程を追ったメイキングドキュメンタリー

特典ディスク2
●ビジュアルコメンタリー(神木隆ノ介・上白石萌音・RADWIMPS)
 アフレコや楽曲制作の秘話など、本編を観ながら余すことなくその裏側を
 語りつくした貴重なビジュアルコメンタリー
●未使用音声クリップ
 本編映像に未使用音声をのせた音声クリップは、パッケージだけで楽しむ
 ことの出来る未公開映像
●ノンテロップ・オープニング
●サントリー天然水CM
●スパークル[original ver.]
特典ディスク3
●『君の名は。』の物語≪現代の物語の役割≫新海誠監督講演映像
 物語の作りや、各シーンに込められた意味などを新海監督自らが解説
●イベント記録映像集
封入特典:100Pブックレット、縮刷版台本、ミニキャラシール/映像特典収録

Blu―rey
スペシャルエディション¥7,800(税抜)
仕様:本編ディスク1枚本編ディスク1枚+特典ディスク2枚
封入特典:100Pブックレット、ミニキャラシール/映像特典収録

Blu―rey
スタンダード・エディション¥4,800(税抜)
仕様:本編ディスク1枚
封入特典:ミニキャラシール/映像特典収録

DVD
スタンダード・エディション¥3,800(税抜)
仕様:本編ディスク1枚
封入特典:ミニキャラシール/映像特典収録


2017年本屋大賞受賞作品は、なんと直木賞受賞作の恩田陸「蜜蜂と遠雷」に決定!!

2017年本屋大賞、大賞受賞作品が決定致しました!!


4月11日夜、2017年本屋大賞の授賞式がございました。
なんと今年、全国書店員が最もお客様に読んでほしいと選んだ作品第1位は!

恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)税込1944円に決定です!!

今年の1月に第156回直木賞受賞した本作品が、前代未聞のW受賞となりました。
恩田陸さんは、2005年本屋大賞でも『夜のピクニック』で本屋大賞を受賞しており、今回2回目の受賞…とんでもない快挙ですね!!
ですが、それだけの力のある素晴らしい小説だということは太鼓判押させて頂きますので、まだ未読の方はこの機会に是非ご覧くださいませ。

2017年度の順位は以下のようになりました。
====< 2017年本屋大賞 >========
1位「蜜蜂と遠雷」恩田陸/幻冬舎
2位「みかづき」森絵都/集英社
3位「罪の声」塩田武士/講談社
4位「ツバキ文具店」小川糸/幻冬舎
5位「桜風堂ものがたり」村山早紀/PHP研究所
6位「暗幕のゲルニカ」原田マハ/新潮社
7位「i」西 加奈子/ポプラ社
8位「夜行」森見登美彦/小学館
9位「コンビニ人間」村田沙耶香/文藝春秋
10位「コーヒーが冷めないうちに」川口俊和/サンマーク出版

そして、本屋大賞は毎年「翻訳部門」も行っております。
今年の大賞作品は、トーン・テレヘン:著、長山さき:訳
「ハリネズミの願い」(新潮社)税込1404円に決定しました!!

妄想癖が激しいハリネズミくんが、あまりに可哀そうになってくる本作品、ご家族でよめる児童文学のような小説です。是非ご覧くださいませ。

こちらの順位は以下のようになっております。
====< 2017年翻訳小説部門 >========

1位「ハリネズミの願い」トーン・テレヘン著、長山さき訳、新潮社

2位「すべての見えない光」アンソニー・ドーア著、藤井光訳、新潮社

2位「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」ピ?タ?・トライアス著、中原尚哉著、早川書房

3位「熊と踊れ」アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ著、ヘレンハルメ美穂・羽根由訳、早川書房


第156回芥川賞受賞作品は、山下澄人「しんせかい」!!

第156回芥川賞受賞作品は、山下澄人さんの「しんせかい」(新潮社)に決定致しました!
これまでも何度かノミネート経験のある著者の受賞とその作品が、話題となっています。


著者の山下さんは、2012年「緑のさる」で野間文芸新人賞を受賞、その後も著書が数度芥川賞候補となり、今回4度目にして見事受賞となりました!!

気になる本作のあらすじは…
19歳の山下スミトは演劇塾で学ぶため、船に乗って北を目指す。辿り着いたその見知らぬ土地は【谷】と呼ばれ、俳優や脚本家を目指す若者たちが自給自足の共同生活を営んでいた。苛酷な肉体労働、【先生】との軋轢、そして地元の女性と同期との間で揺れ動く思い。自らの原点と初めて向き合い、記憶の痛みに貫かれながら綴った渾身作!
山下さんご本人が、20歳の頃にかつて倉本聰が作った富良野塾という所で俳優の勉強をされていたので、実体験を元に書かれた作品なのでしょう。主人公・スミトの過去(おそらく)を追体験する文章は、簡潔で分かりやすいのに、どこか不安定で心に引っ掛かりを残していきます。

表題作のほか、入塾試験前夜の内面を描き出した短編「率直に言って覚えていないのだ、あの晩、実際に自殺をしたのかどうか」も収録されています。


2017年本屋大賞ノミネート作品決定致しました!!

全国の書店員達が、本当に売りたい小説を投票して選ぶ『本屋大賞』。第一次投票を終え、今年のノミネート作品10作が決定致しました!!
顔ぶれは以下のようになっております(^0^)

■2017年本屋大賞ノミネート【作品名五十音順】■
『i』 西加奈子/ポプラ社
『暗幕のゲルニカ』 原田マハ/新潮社
『桜風堂ものがたり』村山早紀/PHP研究所
『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和/サンマーク出版
『コンビニ人間』 村田沙耶香/文藝春秋
『ツバキ文具店』 小川糸/幻冬舎
『罪の声』 塩田武士/講談社
『みかづき』 森絵都/集英社
『蜜蜂と遠雷』 恩田陸/幻冬舎
『夜行』 森見登美彦/小学館

大賞発表は、4月11日(火)です。どうぞお楽しみに!!


西加奈子「i」
「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。ならば『私』は何なのだろう。思い悩む少女が出会う奇跡とは―?


原田マハ「暗幕のゲルニカ」
ゲルニカ空爆と9・11テロ、二つの大きな悲劇が対置され、ピカソの〈ゲルニカ〉が第二次大戦とイラク戦争をつなぐ衝撃のアートサスペンス!史実を下敷きに、原田マハは空想の翼を広げ、大胆不敵な物語を紡ぐ!!


村山早紀「桜風堂ものがたり」
「コンビニたそがれ堂」シリーズ著者による、書店員と書店のための物語。主人公の青年・月原は物静かだが、本を愛し名著を見つける名人でもある書店員。しかし、勤め先の書店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、責任をとって辞めざるをえなくなってしまう。傷心の月原がネット上で親しくしていた桜風堂という書店の店主を訪ねると―


川口俊和「コーヒーが冷めないうちに」
とある街の、とある喫茶店の、とある座席には不思議な都市伝説があった。その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという… ただし、そこにはめんどくさい…非常にめんどくさいルールがあった。
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる―過去に戻るために。


村田沙耶香「コンビニ人間」
第155回芥川賞受賞作品。36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続けている。完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、 私を世界の正常な「部品」にしてくれるから――。


小川糸「ツバキ文具店」
鎌倉の山のふもとにある、小さな古い文房具屋さん「ツバキ文具店」。そのお店は、主人の鳩子が手紙の代書を請け負っている。和食屋のお品書きから、祝儀袋の名前書き、離婚の報告、絶縁状、借金のお断りの手紙まで。文字に関すること、なんでも承り?。


塩田武士「罪の声」
多くの謎を残したまま未解決となった「グリコ・森永事件」。社長誘拐、放火、毒物混入、脅迫。身代金取引の電話では子供の声が使われ挑戦状が送りつけられるという陰湿な事件だった。『罪の声』はこの事件をモデルにしたフィクションである。主人公は、ある日自分が事件時に声を使われた子どもだったと知り―!?


森絵都「みかづき」
小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。 女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に
塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――人生を教えることに捧げた塾講師たちの、3世代に渡る物語!


恩田陸「蜜蜂と遠雷」
第166回直木賞受賞作品。3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。そこに集まる個性豊かな出場者達。中でも亡き音楽家・ホフマン氏から『ギフト』と評された風間塵は一体彼らにどのような影響を与えるのか!?いま、コンクールの幕が開ける。


森見登美彦「夜行」
六人は京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていたー


第156回直木賞受賞作品は恩田陸「蜜蜂と遠雷」!!

第156回直木賞が1月19日(木)に決定しました!
恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)1944円(税込)です。
恩田さんはこれまでも何度もノミネートしている「夜のピクニック」や「中庭の出来事」「きのうの世界」などで幅広く人気の実力派作家ですが、ついにこの度直木賞作家となりました!!
本当におめでとうございます!!


「―彼を本物の『ギフト』とするか、それとも『災厄』にしてしまうのかは、皆さん、いや、我々にかかっている。ユウジ=フォン・ホフマン」
舞台は芳ケ江国際ピアノコンクール。そこに集まった顔ぶれは実に個性豊かだった。ジュリアード音楽院の学生で優勝候補と云われ見目も実力も評価の高い19歳の青年:マサル・C・レヴィ=アナトール。かつて天才少女と呼ばれCDデビューも果たしたが、公私ともに支えてくれた母の死をきっかけにピアノ界から遠ざかっていた20歳の栄伝亜夜。楽器店に勤め妻子もいる今回年齢制限ギリギリの28歳・高島明石。そしてそれぞれに深く関わる周囲の人々。そんな中、異色の少年が人々の注目を集めていた。15歳の風間塵は、養蜂を仕事とする親と移動生活をしているためピアノも持っておらず、正規のピアノ教育を受けたわけでもない。ただ、彼にピアノを教えた人物は、審査員達が複雑な感情を抱くほどにピアノ界で今なお存在感を残している亡きホフマン氏だった。その彼が劇薬と評する風間塵は、一体どのようなピアニストなのか―コンクールの幕が、開ける。

500頁超二段組のボリュームにも関わらず、ひとたび本を開けば彼らの思いと音楽に絡め捕られ、止められなくなること間違いありません。読後感も気持ちの良い、直木賞納得の大傑作です!!