もう誰に向けて話しているのでもない。梦(くらがり)はいっそうに深くなり、闇と影とのただ中には、最早誰がいるものやら、いっこう判りはしないのだ。目を凝らしても淡朦朧(うすぼんやり)と、幽かに人形が浮かぶだけ。誰とも知れず、顔も罔(な)いならそれは、正に幽霊である。
 幽霊と話しているようなものだ。

幽霊役のみ天下一品の役者・小平次。家では押入に引きこもったまま、彼を疎んじる妻と暮らす。ある日、囃子方の多九郎が高額の旅興行の話を持ってきたが、その裏には小悪党の又市がいるという。山本周五郎賞受賞作。


2025年本屋大賞がついに発表となりました‼
全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 を決める本屋大賞。

気になる順位はコチラ(✿´꒳‘)ノ

大賞『カフネ』阿部 暁子(著)講談社
2位『アルプス席の母』早見 和真(著)小学館
3位『小説』野崎 まど(著)講談社
4位『禁忌の子』山口 未桜(著)東京創元社
5位『人魚が逃げた』青山 美智子(著)PHP研究所
6位『spring』恩田 陸(著)筑摩書房
7位『恋とか愛とかやさしさなら』一穂 ミチ(著)小学館
8位『生殖記』朝井 リョウ(著)小学館
9位『死んだ山田と教室』金子 玲介(著)講談社
10位『成瀬は信じた道をいく』宮島 未奈(著)新潮社


阿部暁子さん大賞受賞おめでとうございます♪(*'ω'*)


2025年本屋大賞
★大賞受賞作★

『カフネ』(講談社)
阿部 暁子著 1,870円(本体1,700円+税)
一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添っている。法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。 

本屋大賞コーナーにて大きく展開しております‼
ぜひ、この機会にお近くのお店でご覧ください♪


「私は掟上今日子。現在不眠症。」
〈忘却探偵〉と四つの病い、四つの謎。

今日も今日とて容疑者にされる青年・隠館厄介。
その悲鳴のような依頼を受けて駆け付ける忘却探偵・掟上今日子だったが、どうやらいつもと様子が違うようでーー。
【不眠】ーー煙のように消えた赤子
【歯痛】ーー歯のない死体
【船酔】ーー過去と現在の二重密室
【猫アレルギー】ーー猫による不可能犯罪

病いに襲われる忘却探偵は謎を解き厄介を救うことができるのか?
彼女の記憶は「一日」限り。タイムリミットミステリー!


   クレヨンしんちゃんがやってくるゾ!!!
    しんちゃんと一緒に写真を撮ろう!!!


2025年4/12日(土)13日(日) 
宮脇書店 宇部店にて撮影会開催決定(((o(*゚▽゚*)o)))

みんなでしんちゃんに会いに来てください♪
たくさんのご参加お待ちしております!

時間  ①11:00~/②14:00~
    各日程100名(①②各50名予定)
※撮影時のカメラ・スマホはご持参ください

☆開催場所  
宮脇書店 宇部店
 〒755-0039
山口県宇部市東梶返3-17-7
 TEL 0836-37-0011


ピュア度100%! ハートフル青春小説

いみじ! 新入生、部活つくったってよ

県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。あと3人(泣)!!
クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──
「平安部って、何やるの?」



瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典です。
約100日間の会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに瀬戸内の魅力が体験できます。
期間中は約100万人の人々が国内外から訪れる日本を代表する国際的な芸術祭です。
そんなこの瀬戸芸を巡るうえでかかせない旅のお供!
瀬戸内国際芸術祭2025公式ガイドブック が発売となりました!! ( ゚Д゚)/


瀬戸内国際芸術祭2025公式ガイドブック
アートがつなぐ時空間を旅しよう

監修:北川フラム/瀬戸内国際芸術祭実行委員会
発行:美術出版社 1,650円(本体1,500円+税)

・作品の紹介とマップ
・アクセスガイドやモデルコースなどのツアー情報
・各島のデータや歴史
・広域・回遊の作品とイベント
・航路図や時刻表
などなど!!盛り沢山!瀬戸内を巡る旅に必要な情報がこの1冊にぎゅっとまとまっております‼ ( ゚艸゚)


こえび隊、跳ねる! 瀬戸内国際芸術祭外伝
監修:北川フラム/編著:こえび隊
発行:現代企画室 2,750円(本体2,500円+税)

本書は、瀬戸内国際芸術祭の年表で語られるいわゆる「正史」の隙間に無数にあった人の出会いや驚き、エピソードなど、これまで大きな声では語られてこなかった多くのサポーター、アーティスト、地域の方々、訪れた人たちの体験の拾遺集、瀬戸内国際芸術祭の外伝です。

作品制作の手伝いや空き家の清掃はもちろん、3年に1度の会期100日だけでなく、それ以外の1000日間、島の草刈りや運動会に参加し、大島の人々に寄り添い、豊島では島のお誕生会を行い、お弁当のデリバリーをするという、アーティストだけではやりきれない部分を担ってきた、こえび隊の17年の道のり。


いよいよ4月18日から第6回展が開催される瀬戸内国際芸術祭。この芸術祭が成立していく過程や、島々での奮闘記、アーティストやサポーターのエピソードなどから、瀬戸芸の成り立ちがよくわかる、芸術祭をより深く楽しむための一冊です。


店頭にて特設コーナーを展開中です!
公式ガイドの他に関連書籍も多数ご用意しております‼
ぜひ、ご来店の際には併せてご覧ください(*‘∀‘)/