舞台は、昭和60年(1985年)。
最近、幼稚園児の青が楽しく読んでいるのは、〈東亰バンドワゴン〉の蔵で見つけた『不一魔女物語』という本らしい。
原書はイギリスの稀覯本で、最近日本人に落札された。その額、なんと3000万!
その幻の古書を、古美術窃盗団が狙ってる!?
そして、青をつけまわす怪しい人物まで出てきて……。
我南人の今は亡き妻・秋実も活躍する番外長編。


もう誰に向けて話しているのでもない。梦(くらがり)はいっそうに深くなり、闇と影とのただ中には、最早誰がいるものやら、いっこう判りはしないのだ。目を凝らしても淡朦朧(うすぼんやり)と、幽かに人形が浮かぶだけ。誰とも知れず、顔も罔(な)いならそれは、正に幽霊である。
 幽霊と話しているようなものだ。

幽霊役のみ天下一品の役者・小平次。家では押入に引きこもったまま、彼を疎んじる妻と暮らす。ある日、囃子方の多九郎が高額の旅興行の話を持ってきたが、その裏には小悪党の又市がいるという。山本周五郎賞受賞作。


2025年本屋大賞がついに発表となりました‼
全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 を決める本屋大賞。

気になる順位はコチラ(✿´꒳‘)ノ

大賞『カフネ』阿部 暁子(著)講談社
2位『アルプス席の母』早見 和真(著)小学館
3位『小説』野崎 まど(著)講談社
4位『禁忌の子』山口 未桜(著)東京創元社
5位『人魚が逃げた』青山 美智子(著)PHP研究所
6位『spring』恩田 陸(著)筑摩書房
7位『恋とか愛とかやさしさなら』一穂 ミチ(著)小学館
8位『生殖記』朝井 リョウ(著)小学館
9位『死んだ山田と教室』金子 玲介(著)講談社
10位『成瀬は信じた道をいく』宮島 未奈(著)新潮社


阿部暁子さん大賞受賞おめでとうございます♪(*'ω'*)


2025年本屋大賞
★大賞受賞作★

『カフネ』(講談社)
阿部 暁子著 1,870円(本体1,700円+税)
一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添っている。法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。 

本屋大賞コーナーにて大きく展開しております‼
ぜひ、この機会にお近くのお店でご覧ください♪


「私は掟上今日子。現在不眠症。」
〈忘却探偵〉と四つの病い、四つの謎。

今日も今日とて容疑者にされる青年・隠館厄介。
その悲鳴のような依頼を受けて駆け付ける忘却探偵・掟上今日子だったが、どうやらいつもと様子が違うようでーー。
【不眠】ーー煙のように消えた赤子
【歯痛】ーー歯のない死体
【船酔】ーー過去と現在の二重密室
【猫アレルギー】ーー猫による不可能犯罪

病いに襲われる忘却探偵は謎を解き厄介を救うことができるのか?
彼女の記憶は「一日」限り。タイムリミットミステリー!


   クレヨンしんちゃんがやってくるゾ!!!
    しんちゃんと一緒に写真を撮ろう!!!


2025年4/12日(土)13日(日) 
宮脇書店 宇部店にて撮影会開催決定(((o(*゚▽゚*)o)))

みんなでしんちゃんに会いに来てください♪
たくさんのご参加お待ちしております!

時間  ①11:00~/②14:00~
    各日程100名(①②各50名予定)
※撮影時のカメラ・スマホはご持参ください

☆開催場所  
宮脇書店 宇部店
 〒755-0039
山口県宇部市東梶返3-17-7
 TEL 0836-37-0011


ピュア度100%! ハートフル青春小説

いみじ! 新入生、部活つくったってよ

県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。あと3人(泣)!!
クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──
「平安部って、何やるの?」