文庫化注目作!辻村深月「島はぼくらと」は瀬戸内海の小さな島が舞台


「島はぼくらと」
講談社文庫 つ28ー18
辻村深月 著
価格756円(本体700円+税)

海と銀色に輝くフェリー乗り場。
島の4人の高校生は毎日この景色を見ながら本土の高校へと通う。
いつか、この島から出ていく時まで。


これは辻村深月が贈る、子ども達へ、そして大人達への、とびっきりのエールが詰め込まれた、少年少女の成長物語です。
単行本刊行当時、全国では勿論、瀬戸内近辺で大変愛された作品が、待望の文庫化となりました!
美しい装画を手がけた漫画家・五十嵐大介が新たに手がけている、文庫版の装丁にも是非、注目してください。
この作品は、元々のファンのみならず、老若男女多くの層に向けられた強くて優しいメッセージが込められています。朱里達の葛藤や友情、そして大きな成長に、まるで近くで見守っているような気持ちにさせられること間違いありません。
ちなみに辻村ファンなら、思わず口元が緩んでしまうような人気キャラクターの登場シーンなどもございます。
夏の読書に、是非!!